週7で通ってる?!オタクが語る、ディズニーの魅力とは?

日本人なら誰もが行ったことがある遊園地といえば、東京ディズニーリゾートですよね!
夢の国とも呼ばれるこの一大観光地は、毎年3000万人以上の入場者で賑わっています。

今回は、ディズニーオタク(通称:Dオタ)のすみちゃんに、通だからこそ知る、ディズニーの裏事情、楽しみ方を余すことなく語ってもらいました!
中でも、毎シーズン開催されるイベントへの、ディズニーオタクのストイックさ(?)に脱帽です!

すみちゃん

よろしくお願いします。

中村

よろしくお願いします! すみちゃんは、ディズニーが好きとのことですが、どのくらいハマってるんですか?

すみちゃん

そうですね。春には好きなショーがあるので、週6~7回通っています。

中村

それはすごい!笑 ぜひその魅力を聞かせてください!

ディズニーにハマったきっかけ

中村

ディズニーには、どのようなきっかけでハマったんですか?

すみちゃん

ハマったきっかけはもともと一緒にジャニオタをしていた友達が、ディズニーにシフトしたことです。

中村

もともとジャニオタだったんですか?笑

すみちゃん

はい、嵐の二宮くんを推してました。でも、手が届かないということに疲れたんです。いくら頑張って貢いでも、接触ができない。

すみちゃん

だから、キャラクターとの接触ができるディズニーが魅力的に思えたんだと思います。

中村

それまでは、ディズニーをどう思っていたんですか?

すみちゃん

中学の時からディズニーは大好きで、月1ペースで行っていました。でもオタク目線ではなかったです。

中村

月1!?もともとそのペースで行っていたんですか?

すみちゃん

はい、それで大学生になってから年パスを買ったら予想以上にハマっちゃいました笑

中村

先ほど、週6~7日行くって言ってましたよね?笑 どうしたらそんなに通えるんですか(物理的に)?

すみちゃん

週6~7は春だけですよ。特にイースターが大好きなので。その他の時期は週3回から4回くらいかな笑

中村

それでも十分すごいです笑

ディズニーの魅力とは?

中村

ディズニーの魅力ってなんですか?

すみちゃん

最初は単純に雰囲気が好きでした。一人になるのが好きだから、知り合いと会うこともなく、ベンチでぼーっと景色を眺めるのが好きでした。

中村

なるほど、アトラクションは乗らないんですか?

すみちゃん

あまり乗りません!ショーを見るために、長いときには8時間座って待っているので、息抜きに乗ることはありますが。

中村

え、8時間も!?

すみちゃん

はい、それでも雨降ってきて中止とかもあるので。。

中村

大変ですね… じゃあ、開演と同時に待つんですか?

すみちゃん

そうです。ちなみに、開園待ちの前に、開門待ちがあるの知ってますか?笑

中村

開門待ち!?なんですかそれ笑

すみちゃん

あまり知られてませんが、実は開園の前に、5時半くらいにディズニーの敷地に入る為の開門がされるんですよ。

中村

そうなんですか!笑

中村

先ほどの話だと、今はパレードを見て楽しむことが多いんですか?

すみちゃん

パレードと、キャラクターグリーティングです。

中村

キャラクターグリーティングというのは?

すみちゃん

ミッキーとかが園内に出没するじゃないですか。それのことです。

中村

なるほど

すみちゃん

実は、何時に、どこに出没するかはある程度わかるんですよ笑

中村

そうなんですね!笑

中村

ディズニーオタクならではの変わった楽しみ方ってありますか?

すみちゃん

ショーを見てる時なんですが、内容は基本的に同じなので覚えちゃうじゃないですか。でも、周りの人は基本的に初見だから、初めての目線で感動している。それを見てると、シメシメって思っちゃいますね。自分はもうその反応ができないから!

すみちゃん

でも、人が楽しんでるのを見るのが好きというのもありますね。人がたくさんいますから、それだけいろいろな人の反応が見れておもしろいです。特に子供の反応を見るのが好きです笑

中村

なるほど!

中村

ちなみにアトラクションの中で好きなものはありますか?

すみちゃん

ホーンテッドマンションです。内装は凝ってるし、季節ごとに少し変わるし、何よりキャストさんの衣装が一番可愛い!

中村

東京ディズニーリゾートは他のテーマパークとどう違うと思いますか?

すみちゃん

働いている人の利益が見えないってところがすごいなと思います。買わせたい、こうさせたいって意思が見えない。

中村

あー。確かに!

すみちゃん

大勢の人を囲い込む仕組み作りがすごいから、もう一回行きたいなってなるのかもしれません。ユニバも行ったことありますが、もういいやってなっちゃいました。

中村

それはなぜでしょう?

すみちゃん

楽しかったですし、クオリティも高かったのですが、働いている人のホスピタリティが低かったんですよ。

中村

あー、なるほど。たしかに、一人でも嫌な従業員がいたら一気に冷めてしまいますよね。

すみちゃん

そうそう。ディズニーは、どこを切り取ってみても、完璧な風に出来上がってるのがすごい。

中村

ところで、すみちゃんくらい通っていると、一人で行くことのほうが多いですか?

すみちゃん

そうですね、基本一人が多いですが、行けば誰かしらいます。

中村

え、どういうことですか?笑

すみちゃん

ディズニーに通うオタクのコミュニティがあって、毎日ほぼ確実に誰かしらはいるので。やりたいことが各々違うから、別に常に一緒に行動したりはしないですけど笑

中村

友達もできるんですね

すみちゃん

めっちゃいます!キャストさんとかも、仲良いので。

中村

もう顔見知りって感じなんですね笑

すみちゃん

実はキャストさんの中にもディズニーオタクの人が多くて、いつもいるなって思ってた人がいないときは、プライベートでゲストとして紛れてたりするんですよ。

すみちゃん

はい笑 それで、一緒にキャラクターグリーティング行ったりします。

中村

そのくらい濃い繋がりができるんですね。

すみちゃん

そういうディズニーオタクのコミュニティに属しちゃってるし、それに満足してるし、文句無いし。確かにお金はかかるけど、夢の国だから、常識とか理想が全員に共有されてるんですよ。

中村

あー。常識をわきまえた上の理想ってことですか?

すみちゃん

そうそう。だから、不快な気持ちになることなく、楽しめる。園内で写真を撮ってもらいたがってる人にもつい「撮りましょうか?」って言っちゃう。

中村

趣味をする中でキツかったことってありますか?

すみちゃん

早起きです笑 とくにイースターの期間は、授業切ったり、ショーをみる関係で夜まで居たりで、3時半に起床、4時半に家を出る。そして22時くらいに家帰ってきて、カメラの準備とかして、、なんて生活をしていたら、3時間睡眠の日が2ヶ月くらい続いちゃいました笑

中村

やばいですね笑

すみちゃん

はい、もう死ぬかと思いました。

中村

内容はあまり変わらないですよね?なぜ行き続けるんですか?

すみちゃん

何回行っても飽きないんですよ!好きだから飽きない。

すみちゃん

それと、同じショーではあるんだけど、全く同じものではないんですよ。映像じゃなくてリアルだから。

すみちゃん

キャラクターの中身(演者)は日によって違うからこそ、演技に微妙な違いができることが面白いんです!例えば、普段は投げチューなのに、今日は指さしだ!とか。違いを見比べるのが楽しいから飽きないんですよ!!

初心者にオススメの楽しみ方

中村

初心者にオススメする楽しみ方はありますか??

すみちゃん

まずはぜひショーを見てほしいですね。「ショーをやってる時はアトラクションが空く!!」と言う人がいるけれど、すごいもったいないと思います。それは逆で、アトラクションが空いている時にショーに人が集まるのはそれだけ魅力的だからなんだよ!!ってお伝えしたい。

中村

たしかに。ショーよりアトラクションって人もいますしね。

すみちゃん

ショーでのホスピタリティも見どころ満載です。赤ちゃんとか、誕生日、カップルの隣に積極的に来てくれたりするんですよ。

中村

確かに、僕も見たことあります!

すみちゃん

やっぱり、オタクのところじゃなくて、赤ちゃんとか、心から今を楽しんでくれている人に対して近づいてくれたりするんですよね。逆に言えば、自分の反対側に赤ちゃんがいたらアウトです。。笑

中村

なるほどー笑

すみちゃん

あと時間はすごく意識したほうがいいかもしれません。何時にここに行くっていう1日の予定を立てないと、選択肢がありすぎて何していいかわかんなくなってしまいますので。

すみちゃん

例えば、ショーの待ち時間は、席を取るのか、ご飯を買いに行くのかとか。

中村

時間管理が徹底されているんですね笑

中村

オススメのフードはありますか?

すみちゃん

フードは、ディズニーランドだったらチャイナボイジャーのラーメン。麻婆麺みたいなのが美味しいですよ!

すみちゃん

シーならザンビーニレストランのペンネが美味しい!コスパも最高です笑 パークのフードは季節によって変わるから、飽きないんですよね

最後に

中村

なるほどですね!ここまでたくさんの魅力を聞かせていただきましたが、ズバリ、あなたにとってディズニーとは??

すみちゃん

綺麗事言えないな笑 一言で言うなら、麻薬みたいなもので、摂取しないとダメなものかな!

中村

麻薬笑 ありがとうございました!

(取材日:2019年5月21日)